理念・ビジョン

沼尻産業グループに集う、経営陣を含めた社員一人ひとりは、日々、人生や生活をかけて懸命に働いています。その私たち社員が「沼尻産業で働いていてよかった」と思えるような企業を目指さなければ、お客さまに最高のサービスを提供することも出来ませんし、企業価値を高めて社会に貢献することも出来ません。そのような考えに基づいて、経営理念の冒頭に「全社員の物心両面の幸福を追求する」と掲げています。

従って、私たちは、経済的な安定や豊かさに加えて、仕事に対する誇り、働きがい、生きがいといった人間の心の豊かさを求めていくとともに、心をひとつにして一致団結し、お客さまに最高のサービスを提供できるよう、必死の努力をしていかなければなりません。

次に「物流の革新を通して社会の発展に貢献する」とありますが、これは、私たちは常に、環境変化に合わせて、現状維持に満足する事なく、果敢にチャレンジし変化に対応してきたからこそ、沼尻産業の今があります。

それを一言で表すならば「正に革新の連続です。」

これからも、安定した道はありませんし、私たちの道は、決して平坦ではなく、厳しい環境があるかもしれません。しかし、私たちは、その困難に真正面から向き合い、一人ひとりがチャレンジすれば乗り越えられない壁はありません。その結果、企業価値が上がり、お客様に最高の物流サービスと社会貢献が出来ると信じています。

沼尻産業グループは、この経営理念を普遍的な経営の目的として、全社員が心一つに一致団結して、高めて行きます。

物流は、販売と製造の間に存在する基幹産業として、幅広い経済活動や国民生活に深くかかわっています。

沼尻産業がお客さまのニーズに応え、迅速かつ信頼性のあるサービスを提供することで、人々の生活やビジネスの幸福をサポートし、持続可能な社会を構築いたします。

この「物流で人々を幸せに。」というスローガンは、顧客満足や効率的な流通だけでなく、社会的な側面も考慮した物流サービスを提供することを意味しています。当社は、高品質なサービスを提供し、環境への配慮や地域社会への貢献を行うことで、人々の幸せを追求してまいります。

沼尻産業は単なるビジネス活動に留まらず、地域社会への貢献を重視しています。物流の効率化や環境配慮による持続可能な物流システムの構築は、地域社会の発展や生活の質の向上に寄与いたします。また、地域の雇用創出や地元企業との連携によって、地域経済の活性化にも貢献することが期待されます。

「物流を軸に、地域課題を解決する。」とは沼尻産業が単なる物流業務にとどまらず、地域の課題を解決し、地域社会の発展と共に成長することを目指すものです。地域との連携や技術の活用を通じて、持続可能な物流サービスを提供し、地域社会への貢献を追求します。

「地域の未来創造」は、地域社会の発展と繁栄に貢献することを表しています。沼尻産業は、地域経済の成長、地域コミュニティの支援、持続可能な地域社会の構築、そしてイノベーションとテクノロジーの活用を通じて、地域の未来に向けた積極的な役割を果たしています。新たなビジネスモデルやサービスの開発により、地域社会とコミュニケーションを図りながら、共生していくことを目指し、健全な持続的発展に寄与してまいります。

物流企業である沼尻産業が単なる物流業務の提供者にとどまらず、地域社会の未来を見据えた役割を果たすことを宣言しています。

沼尻産業グループは、常に顧客のこころと思いを受け継ぎ、責任と誠意をもって顧客の立場に立った最良のサービスを提供します。

沼尻産業グループは、常に人命の尊重を最優先し常に安全第一に努めます。

沼尻産業グループは、社員各人が自律性を発揮し常に働く喜びに満ち溢れ社員とその家族が夢と誇りを持てる企業を目指します。

沼尻産業グループは、礼節（礼儀と節度）をもって常に法律と社会的規範、倫理を重んじて公正に行動します。

沼尻産業グループは、地域社会の一員として信用・信頼される事業活動を行い社員各人が沼尻産業グループ代表という意識と責任を持って行動します。また児童の養護と自立を支援し応援していきます。

沼尻産業グループは、環境保護への取り組みを自主的に行い積極的に推進します。

沼尻産業グループは、個人情報・顧客情報の取り扱いに関する方針を自主的に定め適切な管理と保護に努めます。

沼尻産業グループは「報告・連絡・相談」を徹底し、顧客、協力会社、地域社会、社員とのコミュニケーションを広く行い互いの共存共栄に努めます。

沼尻産業グループの社員とその家族は、いのちの源(もと)である両親を尊び、生かされている事への感謝を日々忘れません。

沼尻産業グループは、万一、企業理念に反するような事態が発生した場合には経営トップ自らが問題解決にあたり原因究明と再発防止に最大限努めます。

昭和30年代のはじめ、地域の農家から夏はスイカやメロン、秋には白菜や落花生などの運搬を依頼され、茨城と東京の間を昼も夜も休みなく走り回ったのが沼尻産業創業のきっかけです。創始者自身が農業者であったため、精魂込めて育てた作物を傷めず、新鮮な状態で安く運ぶためにはどうすればいいか、努力と工夫を重ねました。経営規模が拡大し、輸送量が飛躍的に増大した今も、「お客様の思いをのせて大切に運ぶ」創業の精神は、社員の一人ひとりにしっかり受け継がれています。